NISAシミュレーションの前提値(積立額・利回り・期間)の決め方
公開日:2026-04-30カテゴリ:資産形成
NISAの積立シミュレーションは、入力する前提で結果が大きく変わります。「毎月いくら・利回り何%・何年」をどう置けばよいか、無理のない決め方を整理します。
積立額:家計の余裕資金の範囲で
まず大切なのは、生活に支障のない範囲で積立額を決めることです。投資は長く続けることで複利の効果が生きるため、途中で取り崩さざるを得ない金額設定は避けたいところです。生活防衛資金(数か月分の生活費)を確保したうえで、毎月いくらまで回せるかを家計収支・貯蓄率診断で確認してから決めると現実的です。
利回り:実質で、控えめに
利回りは結果への影響が最も大きい項目です。本サイトはすべて実質値(物価上昇を除いた値)で扱うため、利回りも実質で入力します。名目で年5%を見込んでも、インフレが年2%なら実質はおよそ3%です。過去の平均が将来も続く保証はないので、楽観しすぎず、複数の値で試すのが安全です(実質金額と名目金額の違い)。
期間:長期を前提に
NISAは長期の積立と相性のよい制度です。期間が長いほど複利の効果が大きくなる一方、途中の値動きに一喜一憂しやすくもなります。何年続けるか、いつ使うお金かをあらかじめ決めておくと、相場が動いても方針がぶれにくくなります。
非課税枠は「使い切る」が目的ではない
新NISAの生涯非課税保有限度額は1,800万円ですが、これを満額使うことが常に最適とは限りません。あくまで家計全体の余裕資金の範囲で考えるものです。また、非課税のメリットは利益が出た場合に意味を持ち、NISAは損失が出ても課税口座と損益通算できない点にも注意が必要です。
試算してみる
前提が決まったら、NISA枠シミュレーターで評価額・運用益・非課税メリットの目安を、積立(複利)計算機で複利の効果を確認してみましょう。家計全体への影響はライフプラン・シミュレーターで見られます。
参考・出典(公式情報)
出典の最終確認日:2026-06-10。制度・税制は改正される場合があります。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。